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2007-11-12
dmkわたきちパーフパイプ1Dayキャンプ

dmkの夢が新たな一歩を踏んだ。
オフのシーズンに。再びハーフパイプの楽しさを伝えるハーフパイプのキャンプを。わたきちさんといっしょにやりたい!
そんなアヤ部長の夢が実現した。遂にdmkも貸し切りでカムイみさかスキー場を使用できるようになったのだ。


Report: AYA

2007年10月28日晴れ 日曜日夜8時半 山梨県のカムイみさかスキー場。34名のdmkメンバーは、ナショナルチームハーフパイプコーチをつとめる綿谷直樹コーチからハーフパイプに楽しくチャレンジする方法を教わるために集まった。

綿谷 直樹コーチ=わたきちさん。彼がスノーボード界でスゴイ存在なのは、わかってる。
2年前のオリンピックTV中継で日本のハーフパイプ競技選手が滑走スタートする瞬間には、毎回映ってた人だし。
だけど私たちdmkメンバーにとっては、スノーボードが最高にうまく、おもしろいところに連れていってくれる最高のアニキってところかな。

わたきちアニキは、キャンプ当日の昼過ぎ重たいスノーボードギア一式を抱えて千歳空港(北海道)から東京目指して飛んで来た。
自分が一番遠いところからやってくるのに、
「みんな、こんな時間に呼び出されて大変だろうな〜。明日の仕事大丈夫なのかな〜。なんか悪いことしちゃったよね?」
と羽田空港で再会した私に聞く。。
返事に相当困った私は「は〜っ?わたきちさんこそでしょ!」こんな感じの冷たい返事をしてしまった気がする。
だって、今日のキャンプが終わり解散するのはきっと真夜中。
いつもめいっぱいのスケジュールをやりくりしているわたきちさんは、数時間空港のそばで時間をつぶして朝6時台の飛行機に乗って北海道へ戻る予定なんだし・・。
わたきちさんと話したり、お会いすると、毎回いい人すぎて困る(?笑)時がある。

今回のdmkパイプキャンプは、パイプ初体験の方、スノーボード自体もターンがなんとかできるかな?ぐらい方が、まず怖くない・楽しいと感じられるものに設定してあった。
dmkクラブはやっぱりちょっと変わってる。。スノーボード上級レベルの方に制限を設けるキャンプ作りを時々する。お申し込みの時、うま過ぎるから参加して大丈夫?なんて聞かれたり、参加してくれるなら仲間のフォローしてよね、なんて頼まれたりしてしまうのはしょっちゅうです。(笑)

さてさて、真っ暗な日曜の夜に集まったみんなの様子はというと・・。
カムイの事務所からもれる明かりのそばで、久々の再会や初めての出会いに思った通り楽しそうにしてくれている。
私は、今回はそんなコミュニーケーションの時間がとても少ないのがわかっていたので、みんなのお邪魔にならないよう、名簿を持って全員の到着を確認してまわった。
そして34名が揃っていたので、さっそく開会式を始めました。

まずはdmk初参加の方に軽く自己紹介をしてもらう。これはお決まりかな。
続いてわたきちさんへ再会のご挨拶と、今日のレッスン方法を説明していただいた。
いつもだったらこの後「じゃ、みなさん楽しくいきましょう〜♪」なんて私は言うのですが、今日はちょっとお節介な発言をしてみた。

「わたきちさんのレッスンを受ける時には、1つお願いがあります。
今までいろいろなところで得たアドバイス、自分の経験、滑走手段を一度頭から放して、わたきちさんから出る簡単な言葉だけに集中してみてください」
こんなことを仲間に伝えてみた。

以前から私が勝手に言葉にしていた「わたきちマジック」を体験してもらうには、これがとても大事だと思うからです。
でも本当は、わたきちさんはマジック的なことは何もしていない。よく考えてみると、とても理論的なレッスンをしているんです。だけど、簡単で日常多くの方が経験していることを例にあげて教えてくれるから素直に体が動き、自分には無理と思っていたことも気がつくとそれらしくできてたりする。
そして私たちはまた、わたきちさんの虜になっていく。。。(笑)

カムイの方が私たちだけのために、ピカピカにハーフパイプを整備してくれた。
さらには「ちょっと時間が早いけど仕上がったのでどうぞ使ってください」と、伝えにまで来てくれた。
これはみんなにも聞こえて、みんなも「ありがとうございます!」と叫んでいた。

でも、どうなの。。初体験のパイプに向かう人、超久々スノーボードをする人、かなりの人が「う〜〜ぅ、始まる。超ドキドキ、大丈夫かな」なんて室内パイプ場へ向かいたいような、このままここでおしゃべりしてたいような、そんな感じだったのでは?

不思議な準備運動が始まるぞ。
緊張するみんなの心と体をほぐすためか?わたきちさんは全員へ横一列に並ぶようにと声をかけた。何するの?
ストレッチをするには、ちょっと不思議な体勢と思いつつみんなで横一列になってみた。
「全員同じ方向を向いて〜。そして隣の人がやることを順番にマネしていって〜」
遙かむこ〜の端にいるわたきちさんがポンッと前にジャンプした。
そして隣のメンバーが同じようにポンッと。それを34名順番にする。
反対の端のメンバーが終わったところで、今度はわたきちさんポンッと後にジャンプ。
どんなポンッが良いか悪いかとかそういうことではなく、
「つま先でするポンッはみんなしやすいでしょ?
カカトでポンッはちょっとやりにくいでしょ?それをまず感じてほしかった。
パイプでも同じ、カカトのエッジを踏みながら壁に向かっていった後のポンッは難しくて当然なんだ〜。」とわたきちさんは言った。

もう、みんなはそれ以上難しいことを考えなかったんじゃなかったかな?
ボードをかかえ颯爽とパイプへ向かった。その切り替えが早くて行動の遅い私は置いてかれそうになった。あ〜、もうみんな集中し始めてるんだな。。と。

室内の温度を保つために、ゲレンデの入り口には自動ドアが少し間隔を開けて2つある。
初めて室内ゲレンデを見た人は2つ目の自動ドアを通った時にワァ〜と思うでしょう。
さらにカムイ御坂室内ゲレンデには大きなハーフパイプがど真ん中に、それしかない。
もう逃げられません!
上級者だけに許されてた環境と決めつけていたハーフパイプに入るしかないのです!!
そんな感じでしょうね〜。
わたきちさんだって最初からハーフパイプでバリバリとんでいたわけではない。
遙か昔に、今の私たちが感じてる「コワそう。およびでない!」という思いをずっと忘れないでいられる人。だから、このキャンプを実行してくれました。

さっき行った、前後ポンッを今度はボードを装着して3人一組になりやってみる。
1人が前でいつでも支えられるように構える、真ん中の人がボードを付けて飛ぶ、もう一人が後で支え役。
なんだか、またまた楽しくなってきた!グループに分かれていないから偶然そばにいた人と仲良く行う。かわいい女の子と組めた男の子はラッキー!
いや、反対だったりして(笑)でもそんなのかんけいね〜♪♪

見事なシェイプのパイプはまさに最高の環境!
目の前には滑走ラインが1本もない面つる(凍ってるという意味ではない)のパイプが広がり、滑り出したい気持ちがどんどん高まってくる!
わたきちさんの号令で、全員いっきにパイプの上へ。
初めの1〜2本は、今までやったポンッをパイプの中滑りながらやってみよう。
まずはわたきちさんが、最初にお手本を!ってことだったんだけど・・。
ま〜、確か1、2回は壁の入り口辺りでお手本滑りをしてくれた気もする。
でも3つ目はリップ上までいってしまう、4つ目はエアーターン。。。
「なにそれ〜〜!」と上で見ていたみんなから総攻撃。
「ごめん、ごめん、あまりにも気持ち良くてつい。。」こんな感じでみんな爆笑。
「次はちゃんとやるからね」という言葉を号令にまた速攻全員でパイプの上へ。

1〜2本のランがうまくいこうが、コケようが、みんなからビビリ感は伝わって来なかった。何より今度はもっと言われたようにウマくやるぞ!そんなやる気満々のご様子。

準備運動の段階で、跳ぶ感覚から始めたので、てっきり足(下半身)の使い方中心のレッスンになるのかと思いきや、今回のレッスンの中心は手(腕)の使い方だった。

手の上げ下げに集中してスノーボードをする。
上げ下げのタイミングで壁に上っていく高さを調整する。

誰ももっと腰を落として、膝を使って、上を見てなんて言われてなかった。
その辺りの大事なこと全然思い出さずに滑ってるみんなの膝はよく曲がっている。
目線も手の動きに合わせて自然に上がっている。

パイプの横で動いているベルトコンベアー(みたいな)に乗ってる時、「わたきちさんのキャンプってやっぱりスゴイいいですね。本当にわかりやすく最初の部分からよく教えてくれて楽しい!」と笑顔いっぱいの仲間に言われた。

そういえば、このキャンプを開催するにあたって、わたきちさんも私も気がかりだったことがあった。
長い時間かかったけど、パイプ経験の少ない方にでも、楽しくパイプに挑戦してもらうレッスン方法を思いついたのだけど、やっぱりコーチ一人でみんなが満足するレッスンができるかな〜と、どうしても考えてしまいますね、とわたきちさん。
私もわたきちさんは特別、と思いつつもやはり少し不安だった。

だからこの仲間からの一言がホント嬉しかった。
きっと参加者34名半分は、個人的なアドバイスはもらわなかったかもしれない。
だけど、わたきちレッスンは自分で自分のできばえを確認できるほど、わかりやすい課題を出されるので、一度その課題を出されると次の指示をされるまでひたすら滑り込みたくなる。

貸し切りのカムイに集まったdmkクラブ員たち。今夜はわたきちさんも貸し切りです!
だけど、今回はまた一つ新しいやり方を行った。
2人1組になり、お互いに課題に対しての完成度を確認し、アドバイスをおくり合う方法。
先にスタートした人は上で待っているパートナーにチェックしてもらい、後からスタートした人は下で待っているパートナーにチェックしてもらう。
自分自身パートナーから良いところ出来ていないところをなるべくたくさん見つけて指摘してほしいので、相手のこともしっかりチェックし発言する。
そしてわたきちさんは、下で仲間のチェックをしている人へアドバイスを送る。
また2人とも、どこをどうしたらよいか迷ってるペアから質問を受けていた。

パイプの上に到着すると、すぐにでもボードを装着して滑走開始。
たった3時間だったけど、どれだけ今日はハーフパイプに入ることができたんだろう。
だけど集中してるから、やっぱりあっという間に時間は経ってしまった気がした。
誰もが「楽しいね〜」というから、その言葉でまた楽しく感じます。

そういえば今振り返るとパイプの中で転んでる人がほとんどいない。
無理に体を固めたりしないから、エッジがひっかかったりしないのでしょう。
元々フリーランの技術が高かった人は、エアターンまでいけた様子。
パイプ初体験の人もパイプの壁でストレスのないターンを入れて反対の壁に向かえている。

まだオフシーズンだと言うのに、こんなに気持ちいい“スノーボード”ができていいのだろうか!?
常々「ハーフパイプだってスノーボードの1つですから、特別怖がることもないし、遠慮することもないし、とにかく楽しいハズですよ。」というわたきちさんの言葉の意味が、みんなも私も理解できたような日曜の夜でした。

わたきちアニキ、最高の夜をありがとう!スノーボードへの思いはますますとまらない!!
またdmkわたきちパイプキャンプやってね!!!

真っ暗な駐車場で着替えと、少しのおしゃべりを楽しんで、みんな笑顔いっぱいで帰っていきました。
もちろん誰も怪我しなかったし、本当にいいキャンプを開催できて大満足でした。

思いがけずカムイ御坂スキー場が、特別貸切してくれたこともdmkキャンプを企画している私には忘れられない思い出です。

カムイ御坂スキー場のみなさま、本当に本当にありがとうございました!!!

dmkアヤ

わたきちコーチから特別プレゼント
キャンパーのみなさまに「復習」の意味でメッセージを。

【キャンプのおさらい】
ハーフパイプを滑るためのコツ
1.壁を登る前
・ドロップインは後回し
・先ずはボトムの端から端を滑ってみる
2.壁を登ろうと思ったら
・スピードオーバーと急ハンドルは危ない
・怖くないスピードで
・確実に丁寧なターンを
・徐々にスピードとタイミングをアップさせる
3.壁を登るとき
・使うのは「手」
・上から見て「左の壁は左手」「右の壁は右手」を登りながら上げる
※降りる時は手は自然に下ろす
4.もっと上に登りたいとき
・手を上げるタイミングを意識する
・「せ〜のっ!」を意識して、「のっ!」の時にどの場所で上げているかが
飛ぶ高さを決める。
・早過ぎると力は抜け、遅すぎると壁に跳ね返されたり抜けたりする。
5.リップを抜けるコツ
・4の「のっ!」タイミングで軽くジャンプできると抜ける
・上に登れなくても途中でやれば壁に跳ね返されながら飛べる

これからの対策
・フリーランで腕の動きを足しながら滑るといいと思います。
・特に腕の動きがどれくらい滑りに影響があるかを意識してみるとおもしろいです。
・パウダーが苦手な人には参考になると思います。

参加者の声

ワタキチさん・dmkスタッフ方々、有難うございました&お疲れ様でしたー
久しぶりにクラブの皆さんと楽しく過ごせたし、何より忙しい中でスペシャルな時間を提供してもらって、ワタキチさんにアドバイスを頂けて、とても解かり易く伝わってきて短時間でしたが、自分でステップアップ出来た気になりました。
今年も良いシーズンのスタートが出来そうです、ホントdmkに参加するとテンション上がってきますね!
今シーズンもキャンプにイッパイ参加して早くゲレンデを皆で滑走して新しい事にチャレンジしたいです!!
ワタキチさんお体には気を付けて、ご活躍を応援してます。
また御逢いできるのを楽しみにしています。
みっくん

わたきち・dmkスタッフの方々・御坂のスタッフの方々 ありがとうございました。
本当にたのしかった。夢の時間でした。
多忙な中、キャンプをしてくれてありがとうございます。
わたきちさんのアドバイスは魔法の言葉ですよね。
わたきちマジック健在です。
アドバイスを聞いた後は、気持ちよく体がフワッと浮くんですよ。気持ちよく高く昇れて、自分で自分にびっくりしちゃいました。
ただただ、気持ちよくて。楽しくて。3時間あっという間。もっと滑りたかったです。もっと気持ちの良い感覚を味わいたかったです。
あ〜(* ̄▽ ̄*) 楽しかった〜。
また、お会いできるのを楽しみにしています。
相方も帰りの車で、「わたきちさん凄いよ。楽しかった〜。気持ちよかった〜。」とニヤニヤしながら語っていました。
あ〜夢のような時間でした。
でも、夢にはしませんよ!モノにしてみますよ〜
( ̄Д ̄)ノ オウッ
kana

こんにちは。 さえこ(ピンクのヘルメットビーニー)です。
ただいま昨晩のキャンプの余韻に二日酔い中です(・▽<。
みなさまはいかがお過ごしですか?
まさか雪の上にたつまえに、
小径で一直線に並ばされ、あんなことをするなんて(!)
けど、そのあと室内にはいると そこには雪(寒かったね)。
<テンションあがる↑>
しかも ど・どーーーんとした ハーフパイプが☆
<しょうしょうおびえて テンションもどる>
板をつけてハーフパイプにはいることになったときに見せてくれた
わたきちさんのお手本はお手本以上のもので(笑
笑顔になれて緊張がとけたのか、
第一本目は思ったより怖くありませんでした。
レッスンがすすむにつれ、だんだん、みんなイイ感じになってるのをみてたら
テンションがあがる↑ あがる↑↑
楽しくって 顔がニヤニヤしていたかも♪
こんなに充実したの三時間を過ごせたのは
お忙しい中 お時間を割いてくださった わたきちさん
いつもキャンプの企画/運営くださる dmkスタッフのみなさん
営業時間外にもかかわらず貸切開放くださった カムイ御坂さん
そして 同じひとときを分かち合えたキャンパーのみんなのおかげです。
ありがとうございます。
あっっ! そして忘れちゃなんねー 大事なこと。
まきねぇ。 さいごの差し入れは ほんっとうにありがたかったです。
感謝の気持ちでいっぱい☆☆ ごちそうさまでした。
saeko

こんばんは。
あっという間に1日経って、やっと復習です。
帰り道、駅のホームのゴルフおじさんのように、
ボウリングのフォームをしてみる変な人でした。
まわりに人がいないか確かめたけど。
ボウリングはボールがとんでいきますが、
昨日は自分がとびました。これはすごい!
リップ抜けはできませんが、
特にフロントサイドはボトムからリップまでの視界が
これまでと違うダイナミックさで変化、
でもリップ下まで行けちゃっても安定してこわくない。
いつものバックサイドが流れるクセはあんまり出ませんでしたが、
上がれた分、フロントサイドが流れたようで、丁寧に滑るって難しい。。。
まだフリーランが出来てないんだなぁって実感。
みんなもみるみる楽しそうになって
一緒に滑っていてほんとにテンションあがりました。
ワタキチさん、ありがとうございました!
3シーズンめ、楽しくスタートできました。
皆さん、ありがとうございました。
shoko

初参加でとっても緊張したけど、皆さんとても優しく明るい方ばかりで、
楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました☆
ハーフパイプに入ったのは初めてでしたが、
わたきちさんのわかりやすいアドバイスのおかげで、
徐々に恐怖感もなくなり、楽しむことができました。
今回教えてもらったことを忘れず、シーズンインしたら
しっかり練習したいと思います。
またキャンプに参加したときは
皆さんよろしくお願いします♪
トモちゃん 

 

このキャンプのインフォメーション

日程2007年10月28日(日)

キャンプ(レッスン)費:¥16,000
(レッスン料・ハーフパイプ貸切料・滑走料込み)

ツアー参加人数: 34名

開催ゲレンデ:カムイみさかスキー場

コーチ:綿谷直樹(ナショナルチーム・ハーフパイプ・チーフコーチ)

同行スタッフ:アヤ、モリッペ、ムラッチョ