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ザウス・ツアー第一弾レポート

REPORT: SATOSHI IDA
PHOTO: MASUM OYAI

テンションあげるぞ!ってことで前の日、寝る前はスノーボードのビデオを引っ張り出してきて見ていたら寝てた。5時半におきて吉野家で納豆定食を食ってザウスに向かった。順調に関越〜外環と走っていたのだが首都高に入ったところで猛渋滞。仕方なく降りて環七に入った。少し混んでいたけど上ほどじゃなく少し遅れ気味で京葉道路に入った。そこで安心してしまい、友達から電話が入ったので走りながら話した。電話を切ってから少し進むと看板に「津田沼」の文字が見えた。「あれ?津田沼って総武線の最終じゃねぇのか?ザウスって船橋じゃなかったっけ?」だんだん不安になってきて時計を見ると待ち合わせの9時を余裕で回っていた。むしろ10時に近かった。しかも、今度の看板には「成田」とでてきた。速攻で降りてUターンした。

集合場所には、クラブ員のマスミさんと、佐々間君がいた。そう、このツアーは今回、僕を含め3人しかいないのである。やはり平日に僕の相手をしてくれる人間は少なかった(笑)。だけど、ゲレンデはとても空いていて最高の状況なので、僕たちは気持ちよく滑り始めた。マスミさんは長い板でさっさと行ってしまい、佐々間君は軽やかに滑る。僕はなんだか緊張し、前にザウスに来た時と同じように、左足の力の入れ具合がよくわからずぎこちない滑りをしていた。何本か滑っているうちに慣れてきたので、調子こいていたら足が痛くなった。なので、チョコチョコ休憩しながらマッタリと滑った。リフトの上での会話はもっぱら「ザウス閉鎖後の有効活用方法について」。「このまま取り壊すのはもったいないし、何よりかなりの金がかかるだろう」と推測した僕らは言いたいことを言い合った。「屋根を取って青空ザウスにする」とか「最終日にカウントダウンで爆破する」とか「巨大流しそうめん場にする」とか「閉鎖の最後の日は腰までのパウダーにする」など、なかなかいいアイデアがでた。疑問もでた。「最終日は昔スキー場でよく見た、たいまつを持ってみんなで並んで滑ったりするのか?」とか「パウダーにした場合、最初の3本ぐらいは面白いけどその後ボコボコになって辛いんじゃないか?」とか。

休憩中やリフトに乗りながら、人間ウォッチングをしているとあることに気づいた。「うまい人」と「初心者」の両極端で真ん中ぐらいのレベルの人があまりいないことだ。うまい人は「コテコテじゃん!」と突っ込みを入れたくなるほど最近のスノーボーダー的な人が多く、初心者は名札に初心者って書いてあるんじゃないか?っていうぐらいだった。続ける人は続けるし、やめていく人はやめていくし・・。当たり前なんだけど・・。一時のスノーボード熱は冷めて残るものだけが残る。そんななか、ザウスもなくなっていく。ザウスを閉鎖するということは夏場にフリーランができる場所がなくなってしまうということ。でも、考えてみれば自然な流れじゃないかと思う。自然に真っ向から反抗しているこの施設は、自然を相手に遊ぶスノーボーダーにとっては少しずれているのかもしれない。来年にはザウスでは滑れなくなってしまい少し寂しいけど、その分シーズンインしたときに思い切り楽しめればいいんじゃないかと思う。そのほうが初滑りの感動は大きいし、なにより自然だしね。

今回は3人だったけど、今度の第2弾では土曜日だし本当にザウスはなくなってしまうので、もう食べることはできなくなる最後のザウスバーガーを食べるためにも、ぜひ!