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ハウツー天使ビデオ・クリニック・キャンプ
in 白馬岩岳キャンプ・レポート

22〜23/Feb/2003
REPORT: MACHIKO MORIHARA

dmkクラブでは伝統とも言えるハウツー天使の白馬キャンプ。天気の方は、どんより曇り空が広がっていたけど、その天候を吹き飛ばすかのようにdmkクラブのパワーは全快だった。今回のレポートではdmk創立時代から会報制作を続けた元祖会報引受人のモリッペが担当だ。

今回はヤバかった。と言ってもひじょうにプライベートな話なのだが、白馬キャンプの4日前に祖母が亡くなった。通夜は23日だという。23日と言えば白馬キャンプの2日目だ。「行けないな」と思った。フサキさんと滑れる数少ないチャンスなのに…。だが、ちょっと待て。通夜と言えば読んで字のごとく夜に行うものだ。ならば午前中で上がれば間に合うのではないか?
「行くか?」
結局行くことにした。
「許せ!ばあちゃん!」
こうしてつくづく祖母不幸者の私は白馬キャンプに向かったのである。

初日は朝から雪だった。午前8時半、ゴンドラ乗り場の集合場所には懐かしい顔がいっぱいだった。このキャンプでまるまる1年ぶりに会った人や、とても久しぶりに会えた人など、こうしてみるとクラブの存在がつくづくありがたい。

ちょっとおさらいするとdmkの白馬キャンプの歴史は平成11年に始まっている。クラブ発足当時には関東以北にしかいなかったメンバーが関西以南にも増え始め、1年に1度くらいは顔を合わせようということになり、関東・関西合同ツアーという名前で始まった。当時はまだ定着するかどうかもわからないキャンプだったのでフサキさんの参加もなく、メンバーの気持ちだけで集まっていたモチベーションの高いキャンプだったのだ。

今年の参加者は36名。当初に比べたらずいぶん多いけれど、最近はこの参加者数が普通になって凄いなあ、と思う。

まず4つの班に分けて、それぞれ時間を決めてフサキさんのレッスンを行う。そして初心者の指導にはdmkの良心であり、心優しきお母さん的存在のアヤちゃんが当たった。それぞれの班でビデオを撮り、夕食後の恒例のビデオ・クリニックに使うのである。

白馬キャンプの夜はいつも大盛り上がりだ。今年も超豪華なプレゼント大会が開催された。幹事は我らがスーパー部長(去年のチューハイのCMではありません)ミノル! おもしろいMCでみんなを盛り上げながらプレゼントを渡して行く。ボディプロテクターから替えレンズのオマケが山のように付いたゴーグルなど、クジ式の抽選でそれぞれ全員がかなり良いものを貰えた。

その後は貴重なビデオ・クリニック。熱心なフサキさんの講習はいつもヒートアップし、毎年最後の班のクリニックが終わるのは24時を回っている。フサキさんにとっては超ハードな夜だ。しかも今回は社会の窓が前回にオープンしているのに気づかないほどの熱心な指導ぶり! これに気づいたキャンパーたちは思わず爆笑が。ちなみにフサキさんは、あまりのハードさに過去にビデオ・クリニック中寝てしまったという前科を持つ(笑)。

今年は参加者の中にワックス&ステッカー、グラトリ、マテリアル王とそれぞれの分野で、マスミさん、青木さん、ミノル部長という3人のエキスパートがいたため、こちらでビデオ、その後ろでワックス講習、さらにその後ろと脇でそれぞれのテクニック等の講習と、なんだか就職用の合同会社説明会場のような、講習会のすし詰め状態で、大変なことになっていた。話を聞きながらメモを取る者も見られ、多少のアルコールも入り熱気に満ちた講習となった。後で思ったことだが、もしかしたら宿の切久保館さんには迷惑をかけたかもしれない。この場を借りてお詫びしたい(拝)。それでも今年はどうにか24時前には最後のクリニックを終了することができた。夜まで降っていた雪に明日のパウダーを期待して床に入った。

翌日は朝6時半から朝食。パウダー・ジャンキーのために宿にお願いして通常より早くに朝食の支度してもらったのだ。24時まで騒いでいたのに翌朝早くに飯を出せと言う我侭を聞いてくださって、本当に申し訳ない。

ゲレンデには9時集合で、それまでは自由時間となった。そこでスゴイお客が現れた。最近dmkグローバルから出たビデオ『RONIN(浪人)』はもうご覧頂けただろうか。あのビデオに出演している浪人本人が、白馬キャンプのためにわざわざカナダからやって来たのだ。一同騒然!さっそく記念撮影をしてもらう。浪人は腰に差した刀で傍にいた数人を容赦なく切り捨てた。

その後浪人はビデオ撮影があると言うので、私たちは一度そこで別れて、それぞれのやりたいことをするために散っていった。私は8人程度でパウダーを探しに行った。

雪の着きはまぁまぁ。グルーミング・バーンも気持ち良かったが、リフトの上から見る斜面が気持ち良さそうだと思っていたら、いっしょにいたミノルが「トゥリー、行きますか」と言い出した。その申し出をありがたく受け、数人で秘密のポイントに案内してもらった。

結局4本ツリーランをした。今年はそれほどパウダーに恵まれていなかった私にとって、「すげー!気持ちイイー」を連発したアドレナリン噴出モノの4本だった。でもそろそろ帰らなくては。

トゥリー・ポイントを人に教えるというのはいろいろな意味で結構覚悟の要ることだと思う。秘密のポイントを教えてくれたミノルにお礼を言ったら「帰っちゃうっていうからさー」という言葉が返ってきた。今日は私がこの数本で帰ってしまうからと、とっておきのプレゼントしてくれたのだ。その言葉が心に滲みた。やっぱミノルは度量がデカイ。最高のナイスガイだ。

9時の集合にみんなでもう1度記念撮影をして別れた。もちろんビデオ撮影を終えた浪人もいっしょに写った。その場に居合わせてシャッターを切ってくれた一般のお客さんに「どこから来たんですか?」と質問を浴びせられていた浪人である。その時の写真はこのレポートとともに掲載されていると思う。ちなみに浪人さん「人生でこんなにもてたことがなかった」とかなりご満悦。これからはdmkのどんな集まりにも浪人姿で現れたりして!? この撮影の後、みんなはフサキさんを交えてのフリーラン。その他、ワンメイク台を作って楽しんだり、青木先生のグラトリ講習会などがあった模様。

かくしてばあちゃん不幸者の私の白馬キャンプは終了した。

帰りは切久保館の親父さんに高速バスの乗り場まで送ってもらえた。おにぎりとビールを買い込んで一人でバスに乗り込んだが、なぜか不思議と寂しくない。それどころかなんとなく顔がニヤケてくる。このニヤケはどこから来るのか。

たぶん、このなんとなく幸せになってしまうパワーがdmkクラブの持っている本来の暖かさなのではないかと思った。7年前にわずかなクラブのメンバーだけで始めたこのキャンプの意味が、いまだにクラブの中に内包している熱なのだと思う。アットホームという言葉だけでは片付かない人間の質と心の力だな、と感じた。

そんなことをぼんやり考えながら、ビールを飲んでバスに揺られ、あやしくニヤつきながら帰ってきた。つくづく罰当たり者だ…。

最後に、フサキさんを始めとし、幹事の皆様にお礼を述べたい。そして、クラブメンバーのみなさんとまた必ずどこかのキャンプで会えることを祈っています。またBBSでたくさんのコメントをいただいたので、ここで一部抜粋してご紹介します。

k@y
キャンプに参加された皆様、dmkスタッフの皆様お疲れ様でした。
普段と違った人と滑るのは大変刺激になり、またいろいろな滑り方が学べ充実したキャンプでした。

ますみ
今回は冬初参加でしたが、かなり、かなーり刺激されました。そして新たな滑りの種をみんなに分けてもらえたキャンプでした。

ちー
キャンプの感想を一言でいうと「楽しかった!」滑走、ビデクリ、みなさんとの雑談。 学ぶ事や刺激を受けることの多さもそうですが初参加だった事を忘れてしまうくらい全てにおいて楽しめたキャンプでした。今回出会えたみなさんに、本当に感謝です。

mayumi
キャンプに参加すると、今まで挑戦できなかったことにチャレンジできる、ということがとても嬉しいです。初ツリーランも怖かったけど、それ以上に楽しかった!

じゅん
今までにない体験をすることができ、心と今まで使ったことのない筋肉に強烈な刺激となりました。

nakao
体は一応会社にいますが 気持ちはまだ雪山でスノーボードしてます。
キャンプ本当に楽しかったし 世界が広がりました。初めての事をいっぱい教えてもらってますますスノーボードが好きになりました! 初参加でついていけるか心配でしたがスタッフの皆さんやキャンパーの人たちにいろいろ教えていただいたので楽しく滑れました。

shinya
dmkのイベントで初めての参加でしたが、はっきり言ってめちゃくちゃ楽しかったです!スタッフ、キャンパーの方々がとても親切で、すごくアットホームで初参加でも親しみやすく浮くことなくメンバーの一員と感じる事ができました。
帰りの身支度から、帰りのバス帰りの電車、その間ずーっと右ひじねんざのまみっぺと楽しかった!楽しかった!と、そればっかりでした!

しゅん
素敵なキャンプでした。すっごい楽しかったです。ビデクリで頂いたアドバイスは今シーズン中になんとかモノにしたいと思います。浪人姿にはしびれました。フサキさんの(チャック全開での)熱い指導にも”男気”を感じました。他のキャンパーのみなさんにも凄い刺激を受けました。 みんなで滑ると楽しいっすね。あの大人数でのツリーランは異様だったけど・・・

しおり
キャンプに参加されたみなさま、お疲れさまでした。昨年に続いてのキャンプですが、あのアットホームな感じが大大大好きです。今回は、いろいろな面からスノーボードを見ることができた気がします。

まみっぺ
私は初参加でしたがすごくすごく楽しかったです!前日に右ひじをねんざしてしまいどうなることやらと不安でいっぱいでしたが、皆さん本当に暖かい人柄で安心しました。

くろだ
普段はどうも勇気がなくてジャンプ台には入れないのですが、皆の元気をもらって飛んでみました。 足元はハードでも、頭はソフトにしてスノーボードを続けていきたいと思っています。

さこ
滑りはもちろん、スノボーの楽しさを教えてくれる。 そんなキャンプですね。やる気がわいてきたぞー(^^)
これからもクラブの行事にはがんがん参加するつもりなので よろしくお願いします!