モノがあふれかえる時代と言われるようになってどれくらいだろう。
政治、犯罪、貧困、高齢化、社会問題、誰も気にしない。
情報誌やTVの流行に乗り遅れないよう、日々の生活を回せるギリギリの金を稼ぐために毎日必死に働く。
“We are by-products of a lifestyle obsession.” と、まさにその通りだ。
少し前までは、機械的に買い物できて、ひたすら安く、どこで買っても同じ、というようなことが消費において大事だった。
いわば、モノに所有されている状態だ。
その結果、いろんな問題が出てきているのは周知のとおりだ。
最近は、しっかりした製造元、いい販売ルート、そして 気軽に立ち寄れる人間味のある店で買う、こういう賢い消費者が増えている。
どっかの大国でとれて、適当に大量輸送され、大量梱包、大型店で二束三文で ばら撒かれて売られる野菜と、
愛情込めて作った農家から、鮮度を保って運ぶ運送を経て、近所の元気のいい店主のいる八百屋で売られる野菜。
さて、どっちにするか。
スノーボード業界にも、たくさんメーカーはあるが日本で海外のブランドを買う場合、その間には 代理店、SHOPというのが間に入ってくる。
これまた野菜と似た話が、ここにも言える。
もちろん代理店は、適当にどこでもいいからたくさんのSHOP、量販店にばら撒いたほうが収益は簡単に上がる。
そういうところもあるだろう。
しかし、そのように適当にばら撒いて売って 本来のブランドイメージを壊さないように 必死で努力し続けるブランドもある。
FORUMの日本代理店 the program Japan のスタッフの数は少ない。
だいたい4人くらいだ。
会社がでかくなれば、イヤでもたくさん売らないといけなくなる。
そうしないでいいように、最低限の人数で できるだけブランドイメージを保つ努力をしている。
ACHARMの店長 マーベランも海外のブランドのイメージをできるだけそのままお客さんに伝えられるようにしている。
いくら本国のブランドイメージが良くても、日本代理店次第で 取り扱いを決めるそうだ。そこにギャップがあってはいけない、と。
nomisなんかは、本社とJapanは相当密な関係だ。
冬前のセールでモノを買うときにしか行かない大型店か、用は無くても気軽に立ち寄って大好きなスノーボードの話ができたり
いろんなことを教えてもらえたり、一緒に滑りにいたりできるしっかりした店長のいるSHOPか。
500mlの一本のペットボトルの水を買うにも、地球環境改善の役にも立つものもあれば、
ゴミを生み出し 環境破壊の手助けにすらなったりもする。
消費行動に慣れた消費者達は、賢くなってゆく。
さて、そんな “賢い消費者”は、どこで “野菜” を買うのだろうか?
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