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WEB版週間 ハウツー天使
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アンギュレーション3兄弟先日ハウツーのBBSでは、アンギュレーションという言葉を使って、エッジングを強める安定ライディングの説明をした。みんなが参加する掲示板ということで、説明文の長さはほどほどにしたが、あれだともう1つ意味もわかりかねている人もいると思うので、ここでよりくわしく説明しよう。
そして、「中」から「弟」の部分が不安定で基本的にはやるべきでないこと。だけど、一部例外としては、雪質が柔らかいパウダーならOKだ。あえて体を寝かして、手が雪面につくぐらいの姿勢を作るのも楽しい。また、春のシャバ雪でもかなり体を倒すことができる。 ちなみにこの不安定部分に体を倒すことをインクリネーション(内傾姿勢)と言う。 以上の説明で、体を起こすこと、倒すことの意味がわかっていただいたと思う。 体を起こすアンギュレーション=強いエッジングになる そして、強いエッジングは、急斜面、スピード(Gが強い)、固いバーンに対応でき、 こうしなくちゃいけない、という問題でなく、こうするとどうなる、という特徴を理解するのが大切なこと。よく、スノーボード雑誌のハウツーでも「何が間違っている」「これが正しい」という言い方がたくさん出ているが、どういう姿勢だとどういう滑りになるか、という事実を把握し、その上でライディングの作戦を考えていけばいいことだと思う。 例えば、上半身を無理に前に向けた姿勢は、よく言われる自然に構える基本姿勢とは違うが、左右のバランスが保てるので、初めてのターンを行う初心者向きとも言えるし、また姿勢が高いこともきちんと軸を決めて滑っていれば、十分、緩斜面で対応できるので、あえて緩斜面では無理して筋力を使う低い姿勢を作ることがないとも言える。 ところで、みんなが考える理想のスノーボードのライディングとは何? 僕がハウツー作りで1つのテーマにしているのは、その場面で必要ことを必要な分だけやること。今回のアンギュレーションの話で言えば、常に外傾姿勢を強めるのがいいのではなく、緩斜面では、弱めにして滑ったらいいと思う。特にパウダーでは、エッジングを強めた滑りはナンセンスだと思う。 どんなスポーツでも、その場面場面で必要な分だけ体を動かすと、それはとても美しくなると思うし、理に適っていると思うのだ。 話がちょっとズレるけど、プロテクター職人の佐藤さん(プロテクター・ページ参照)も、「不必要な部分はカットする」とよく言っていた。いつもプロテクターを目の前にしながら、「ともかく余分なところはカットしたい」と悩み、試行錯誤の繰り返しだった。当時は何気なく聞いた言葉だけど、自分にとっては時間と共に身にしみる言葉となった。 だけど、僕はスノーボードでも遊び的な要素が大好きだ。これは、今、読んでいるみなさんも同じだろう。だけど、その遊びもきっちりと「不必要なことをやらない」ということができた上で、カッコ良さが成り立っているように思う。ちょっと哲学な話になっちゃうけど。 例えば、シモン・チェンバリンのレールの姿を見ると、シビれる。その技で必要最低限のことしかやっていない。手もかなりクワイエット(静か)だ。だけど、そんなスタイルの中、遊び要素をたくさん入れている。アイテムにインする時にバター(スピン系のジブ技)でインしたりしているが、そういうことも無駄をそぎ落としたライディング・スタイルだから、より生きると思うのだ。極端は話、いくら高回転スピンしようが難しい技をやろうが、それをメイクするために手を必要以上に使っていたら、そこにあまり美しさを感じない。 最後に今回のタイトル「アンギュレーション3兄弟」にちなんで歌を。これを覚えれば、どんなところで、どんな体の起こし方やら倒し方をすべきか、わかるのでは? いちばん上は 長男 長男 こんど生まれてくるときも アンギュ アンギュ アンギュ アンギュ |